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2月決算アパレル大手3社の今年度見通しB
 東京スタイル、創立60周年契機に商品本位主義をさらに徹底

17th April 2009


売り上げは11.5%伸びたものの、営業利益が20.4%減少した東京スタイルは今年3月の創立60周年を契機に「商品本位主義」をさらに徹底し、新たな発展に向けてさまざまな事業戦略を推し進めていく。

22年2月期は中期経営計画の3年目に当り、顧客の要望に対応するブランド戦略を展開するとともに、仕入先・商社・原材料メーカーとの強固な信頼関係ならびに国内外の直営工場と協力工場を背景とする磐石な生産体制を十分に活かした魅力ある商品開発に全力をあげて取り組む。

またデザイナー板倉慶二氏とのコラボレーションにより、セレクトショップ感覚のオリジナルブランド編集型ショップを展開する新会社を設立するなど、ブランド戦略に連動した拡販政策を積極的に推進する。

さらに営業部門と企画部門の人心を一新し、責任の明確化を図るとともに、費用対効果の考え方を徹底し、経費の削減と収益力の向上に努める。

中国市場はしばらく予断を許さない状況が続くものと思われるが、東京スタイルでは、アジアを中心とするグローバル戦略の拠点としていくとともに、これまで培ってきた生産基盤をフルに活用した商品開発と新しい販売手法を推し進めることによって、売り上げの拡大を図る。

M&Aについては今後とも前向きに取り組んでいくが、株式取得や資本参加に限らず、あらゆる方法を視野に入れながら、同社がイニシアティブを持って進めていく。

こうした事業戦略を推進していくため、同社グループは人材面でのさらなる充実と強化を図っていく。関係会社はグループ全体の目標達成のため、それぞれが経営効率の向上と企業価値の増大に努める。

22年2月期の連結売り上げは前年比6.7%減の585億円にとどまるが、営業利益は16.4%増の31億円、経常利益は793.6%増の55億5,000万円、純利益は33億3,000万円(21年2月期は93億9,100万円の純損失)を見込んでいる。