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5月第2週の各国の羊毛相場
2012年5月11日
豪州:低品質羊毛ディスカウント響き前週比15豪セント・38米セント安
5月第2週のオーストラリア羊毛セールは出市量が33,168俵と少なかったものの、3月から4月初めへかけての豪雨と洪水の影響を受けた植物性夾雑物の多いバーリー・ウールや水濡れで塊の多いコッツ・ウールなどが増えているため、検品を厳密に行いこれらの羊毛に対するディスカウントを徹底、AWEX東部市場価格指標(EMI)は前週比15豪セント安の1,155豪セントに値下がりした。米貨換算EMIは豪ドルが前週より1.98米セント下がって101.1米セントとなったことから38米セント下落して1,168米セントで引けた。
市場別価格指標は北部(シドニー)が13豪セント下がって1,182豪セント、南部(メルボルン)が16豪セント安の1,135豪セント、西部(フリマントル)が5豪セント安い1,173豪セントとなっている。
トレードの買い取りは3市場合わせて28,092俵にとどまり、パスド・イン比率は15.3%と前回よりも上昇している。シドニーとメルボルンは10%だが、フリマントルのパスド・インは33.6%と出市量の3分の1にのぼっている。
5月第3週はシドニーとメルボルンが2日間、フリマントルは1日のみの開催で出市予定量は40,955俵に増える予定だが、5月第4週は36,940俵、第5週は39,800俵と季末へ掛けて少量出市が続く。低品質羊毛の出回りも増えそうで、バイヤーの選別買いはますます厳しくなる見通しである。

南ア:中国の買い気後退、ケープウールス価格指標1%安98.11ランドに |
5月9日にポートエリザベスで行なわれた南アフリカ羊毛セールは中国の手当て後退によりケープウールス価格指標は2週間前の前回セールに比べ1%下がって98.11ランドとなった。中国の買い気が鈍っているのは輸出需要の減少に加えて国内需要にもかげりが出てきているため。出市7,715俵は96%の売れ行きだった。次回の南ア羊毛セールは5月23日6,000俵の出市で開催される予定。 |
NZ:通貨下落と供給先細りで羊毛価格は全面的に持ち直す |
5月10日に開かれたニュージーランド南島羊毛セールは、ニュージーランド・ドルが主要国通貨に対して前週より2.83%も軟化したことと、季末に向けての羊毛供給先細りを反映して前週の北島羊毛セールに比べて、ファインクロスブレッドが4%高、コースクロスブレッドが4〜5.5%高、ファーストラムは3〜6%高と全面高の展開となった。出市9,560俵は80.5%販売された。次回は5月17日北島7,250俵の出市で行なわれる。 |
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